Skip to content
アメリカ旅行記Vol.3 〜ナバホ族の住む場所へ〜

アメリカ旅行記Vol.3 〜ナバホ族の住む場所へ〜

ナバホ族に会いに...20年以上ぶりにその地を訪れた旅行記をシリーズでお届けしています。

→以前のブログ Vol.1

→以前のブログVol.2

 

4日目 夏至の日のモニュメントバレー

泊まった翌日は夏至。一年でもっとも地球を長く照らす太陽の日の出を見ることができました。地平線が徐々にオレンジ色染まり、黄金色の眩しい朝日が姿を現すと、モニュメントバレーが一気に光に包まれていく。夜空も朝日も、生涯わすれることのない光景だと思います。

 

 

 

 

朝日を浴びてパワーを補給したこの日は、伝統的なナバホ族の家を見学に行きました。「ホーガン(Hogan)」と呼ばれる、木と土で作る半半球型の建物です。今でも居住している人もいますし、儀式用に住居のそばに作っている人もいるとのこと。

 

 

ホーガンの入り口は彼らが「神聖な方向」と考えている東を向いており、天井には煙突用の穴があいています。ナバホパールはこのホーガンをかたどった二つの半球を組み合わせてひとつのビーズを作っています。写真で見て知ってはいたものの、ホーガンを実際に見るのは初めて。その暮らし、そしてナバホパールに込められた思いにまたひとつ近づいた気持ちになりました。

 

 

こうしてナバホ族の暮らしを肌で感じた後、向かったのはグランドキャニオン。その道すがら立ち寄ったお土産物屋さんでは、現地のナバホパールに出会うことができました。日本で売られているナバホパールよりボリュームがあり、ネイティブアメリカンらしいデザイン。日本で普段使いするには少し難しい? さらに円安の影響もあり、ナハイで販売しているものよりも随分高く感じられました。

 

 

人生で3度目の訪問となったグランドキャニオン国立公園。それでもその壮大な景色は色褪せない感動を与えてくれます。そして公園内にあるホテル、Bright Angel Lodge And Cabins(ブライトエンジェルロッジ&キャビン)の中にあるヒストリー・ルームに立ち寄りました。西部開拓時代のさまざまな展示がされており、中でも実業家フレッド・ハーヴィの活躍についての掲示が充実していました。彼は鉄道で旅をするようになった人々に向け運転手付きのツアーでナバホ族やホビ族の村などを訪れたり、さまざまな美しい自然を見学したりするインディアン・ツアーを企画。そのゲストたちの思い出のお土産として、当時ナバホ族が作っていた銀の装飾品を軽く持ち運びしやすいものにして売り出すことを提案し、大人気になったことが現在のインディアンジュエリーの広まりにつながっているそうです。

 

 

 

またロッジ前のギフトショップにはさまざまなネイティブアメリカンの工芸品が展示されていました。ターコイズをふんだんに使ったインディアンジュエリーに並んでナバホ族の陶器壺が販売されており、モノクロの日本の暮らしにもマッチしそうなデザインでとても気に入りました。残念ながら重いのと、割れることが予想されたため泣く泣く購入は諦めましたが、日本人の感覚にも合う品物があるということがわかりテンションがアップしました。

 

 

そしてルート66を通ってラスベガスへ戻ります。

 

 

 

 

Cart 0

Your cart is currently empty.

Start Shopping