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ナハイができるまでのストーリー vol.1

ナハイができるまでのストーリー vol.1

シルバーインゴットを溶かし、半円のパーツを組み合わせ一つずつ作った「ビーズ」を繋いで作らる「エリッカニコラスビゲイ」のナバホパール。マシンメイドのものにはない、想いや歴史を感じさせる輝きは、あなたの人生に寄り添い、長く輝き続けます。

そんな本物のナバホパールを、より多くの人に届けたいという気持ちではじめたこのオンラインショップ「Naaghaii(ナハイ)」。さまざまな出会いとご縁が繋がり、2021年にナバホパール専門店としてNggghaiiをスタートさせるまでのストーリーをご紹介します。

 

 

アメリカインディアン・ナバホ族への興味の原点

私は幼い頃からお店屋さんごっこが大好きでした。祖母の営む「時光商店」で、商品を包装する手伝いをするのが何よりの楽しみ。「好きなものを置いたお店を作りたい」という想いはこの幼い頃の環境が原点にあると思います。

そんな私がネイティブ・アメリカンのことを初めて意識したのは、中学生になった頃。読書好きの母が買っていた『アメリカインディアンの教え』という本読み、その中にある「10の教え」に何か琴線に触れるものを感じたのを覚えています。ネイティブアメリカンに興味を持つきっかけとなったその本は、今でも私の手元に置いてあり「10の教え」をインスタグラムなどでご紹介しています。



 

ナバホ族の聖地、モニュメントバレーへ

大学入学後は、海外旅行をするためにバイトに精を出す日々。かわいい雑貨に心をときめかせ、一緒に旅した友人たちと「いつか雑貨屋さんを開いて、海外に買い付けに行きたいね」と話したことも。自分の好きなものを多くの人に広めたいという気持ちが芽生えていきました。

その思いから地元岡山の情報誌を作っていた広告代理店に就職。取材をして記事を作ってと夢を抱いていた私でしたが、配属されたのは秘書のお仕事でした。なんだかなぁと思いつつも仕事を覚えて必死に過ごしていたそんなある日、

 「昔CAになりたいって言っていたよね?」

という姉の何気ないひと言をきっかけに、海外への想いに突き動かされ、CAを目指すことに。「思い立ったら即行動」というスタイルは現在でも変わりありません。

同じ頃、テレビで見た映画『フォレストガンプ・一期一会』で、トム・ハンクス演じる主人公が、3年以上走り続けてI’m pretty tired.I thnk I’ll go home(疲れた、もう家に帰る)と足を止めたシーンを見た瞬間、なぜか「ここだ!」と思ったのです。そこはまさにナバホ族が暮らしているモニュメントバレーでした。思えばこの時からナバホパールとの縁は始まっていたのかもしれません。

幸いにもCAの試験に合格し転職準備期間ができたため、モニュメントバレーを自分の目で見るべく、2001年の8月、姉と共にアメリカに旅立ちました。自然の作り出す雄大な景色の中に立ち「こんな場所があるのか」と感動したのを思い出します。

その後CAとして世界を飛び回る生活を18年続けましたが、アリゾナで見たあの風景を上回る体験はなかなかなく、今こうしてナバホパールをご紹介する原点となったことは間違いありません。

 

vol.2へ続く

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